「この作業、AIに任せられるのかな?」——AI活用の相談で、一番多い質問です。
実は、任せられるかどうかは5つの質問でだいたい見分けられます。ご自身の「面倒な作業」を1つ思い浮かべて、順番に答えてみてください。
5つの質問チェックリスト
Q1. やり方を、言葉で説明できますか?
「新しく入った人に、手順を口で説明できる」ならYES。説明できる作業はAIにも説明できます。「なんとなく長年の勘で」という作業は、まだAI向きではありません。
Q2. 「完了した状態」がはっきりしていますか?
「全ファイルの名前がこの形式になっていれば完了」のようにゴールが明確ならYES。「いい感じになったら完了」のような曖昧なゴールは、AIも迷います。
Q3. 同じような作業を繰り返していますか?
毎月・毎週発生する作業ならYES。一度仕組みを作れば、繰り返すたびに時間が浮くので、効果が積み上がります。年1回の作業より、毎月の作業から手を付けるのがおすすめです。
Q4. 間違いがあっても、後から気づいて直せますか?
結果を人が確認してから使う流れにできるならYES。逆に、間違いが即座に取り返しのつかない損害になる作業(送金、契約の最終判断など)は、AIに任せるべきではありません。
Q5. 判断に「好み」や「空気を読む力」が必要ですか?
これだけはNOならAI向きです。お客様との関係性で言い回しを変える、相手の機嫌を見て提案を変える——そういう機微が主役の仕事は人間の領域です。ただし「下書きをAI、微調整を人」という分担なら活躍できます。
判定の目安
- Q1〜Q4がYES、Q5がNO:AIに任せる絶好の候補です。今すぐ試す価値があります
- YESが2〜3個:作業を分解すると、一部だけAI向きの部分が見つかることが多いです
- ほぼNO:無理にAI化しない方が幸せな仕事です。それでいいのです
「任せられる」の実例
当方が実際に任せている作業は、すべてQ1〜Q4がYESの典型です。請求書・領収書PDFの整理(事例記事)も、撮影データの変換(事例記事)も、「ルールを言葉にできて、繰り返し発生して、後から確認できる」作業です。
まとめ:まず1つ、チェックを通る作業を探そう
5つの質問を通る作業が1つ見つかったら、それがあなたのAI活用の出発点です。始め方の全体像は、近日公開の「何から始める?」の記事で詳しく紹介します。「うちのこの作業、どう思う?」という判定のご相談も、下記からお気軽にどうぞ。
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